その他の言語でハローワールド
ここまでCやC++、Golang、Pythonなどのハローワールドを見てきました。
ここではその他の言語の例として、JavaとRubyのハローワールドを見てみます。
Javaでハローワールド
Javaはクラスベースのオブジェクト指向の、実装の依存関係をできるだけ少なくするように設計された汎用プログラミング言語です。
といっても難しいですね。
雑に言うとJavaはある程度どこでも実行できるという特徴があります。
ちょっと前までのAndroidに使われていました。
数年前まではよく使われていますが、今では下火になっています。
それではハローワールドを見てみましょう。 プログラムはこのようになります。
public class Code {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello world!");
}
}
ちょっと長くて複雑ですね。
System.out.println("Hello world!");
の部分が
C言語で言うprintf("Hello world!\n");
の部分になります。
https://code.labstack.com/java
Rubyでハローワールド
次にRubyという言語でハローワールドを見ていきます。
Rubyは日本人のまつもと ゆきひろさんが作ったプログラミング言語です。
プログラマーが楽しくプログラミングできるように作られています。
日本のwebサイトなどでよく使われています。
私がうだうだ書くよりも作者の言葉をそのまま載せておきます。
以下まつもとゆきひろ、Ruby プログラミング入門 まえがき 監修者よりのページより。
Ruby には Perl や Python とは決定的に違う点があり、それこそが Ruby の存在価値なのです。
それは「楽しさ」です。
私の知る限り、Ruby ほど「楽しさ」について焦点を当てている言語は他にありません。
Ruby は純粋に楽しみのために設計され、言語を作る人、使う人、学ぶ人すべてが楽しめることを目的としています。
しかし、ただ単に楽しいだけではありません。
Ruby は実用性も十分です。実用性がなければ楽しめないではありませんか。
それではRubyのハローワールドを見ていきましょう。
puts "Hello world!"
https://paiza.io/projects/e/Z8VVWYIUaInWDhvCQj0jOQ
インタープリタ言語なのでPythonと似て短いですね。
ここまで、いろんな言語のハローワールドを見ていきました。
もし気になる言語があれば調べてみましょう。
3章では、今までざっと見てきたハローワールドの中身について見ていこうと思います。